お酒を飲んだ後にプロペシアを服用しても大丈夫？ミノキシジルタブレットは危険！？

プロペシアとミノキシジルタブレットってアルコールを摂取した後に服用してもいいの？

お酒飲んで帰ってきたけど、寝る前にミノタブって飲んでも大丈夫なんだろうか？

というAGA治療薬とアルコールの関係性に疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

結論から言いますと…

プロペシア（フィナステリド）は大丈夫といわれている※但しお酒を飲みすぎた時は注意！

ミノキシジルタブレットはダメ。絶対！

といった感じのようです！

この事に関して色々調べてみましたが理由は以下の通りです。

プロペシア（フィナステリド）は大丈夫といわれている

元々安全性が高いお薬であるプロペシアは飲み合わせに関しても制限がありません（添付文書に記載がない）

プロペシアの添付文書に【お酒を飲んでいても服用していい】と書かれているわけではありませんが、専門家などの意見を見る限りでは一応問題ないようですね。

私自身もお酒を飲んで帰ってきた後にプロペシアを飲んだことありますが、頭痛が起ったりしませんでした。

しかしAGA治療薬の効果、副作用は個人差があります、ですから安易は併用は避けた方がいいと思います。

個人的には【酒を飲んだら薬は飲むな】のスタンスが1番だと思っています。

但しお酒を飲みすぎちゃってる時は控えた方がいいかも？

いくらプロペシアとお酒は問題ないからといって飲みすぎは禁物です！

居酒屋などで楽しくなってテンション上がってついつい飲みすぎてしまう夜もあるでしょう。

そんな時はプロペシアを飲むのは控えた方がいいと思います。

理由は肝臓に負担をかけすぎてしまうから

これはプロペシアに限ったことではありませんが、お薬は肝臓で代謝されるのでその分肝臓に負担がかかるということです。

※フィナステリド成分が肝臓に影響を与えているかは、AGAクリニックの定期的な血液検査でわかります。

ご存知だと思いますが、アルコールの成分も肝臓で代謝されますので負担をかけます。

適量のアルコール量であればさほど負担にならないかもしれませんが、沢山飲んでしまうと肝臓への負担はかなりのものとなってしまうので、やはりお酒を飲みすぎてしまった時はプロペシアは服用しないのが無難だと思いますね。

お酒の適量は1日平均純アルコールは約20グラムと言われています。

ビールであれば500ミリリットル（ロング缶1本）日本酒であれば180ミリリットル（1合）チューハイ350ミリリットル（1本7パーセント以下）ワイン200ミリリットル（グラス2杯くらい）です。

ミノキシジルタブレッド（ミノタブ）は絶対にNG

続いてミノタブについてですが、ミノタブ（内服薬）についてはお酒を飲んだら服用はNGとされています。

発毛させるために【攻めの治療】でミノタブを服用してる方は多いと思いますが、お酒で酔ってる時はミノタブは服用はダメです×

ミノタブもアルコールも血圧を下げる作用があるから

ミノタブは元々降圧剤として開発されたお薬です。

服用することによって血管が拡張され血圧が下がるというメカニズムです。

アルコールも同じく飲酒すると血管が拡張され血圧が下がるという作用があります。

この二つが組み合わさるとどうなるかなんとなく想像がつきますよね？

そうです、血圧を下げすぎてしまうということです！

お酒を飲んで血圧が下がっているところにミノタブでさらに血圧を下げてしまうのは大変危険なことです。

血圧が急に下がりすぎると…動悸、めまい、頭痛、立ちくらみなどの症状が出たり、時には失神発作なんてことも！？

急な低血圧は人体に悪影響を及ぼす可能性がありますので、お酒を飲んだ後のミノタブ服用は絶対NGです、飲む前のミノタブ服用もダメです。

ミノタブはそもそも心臓に負担がかかる

ご存知の方も多いと思いますが、ミノタブはプロペシアと違って副作用が出やすいお薬です。

アルコール関係なしに【心臓がドキドキするという症状】が出てしまう方もいらっしゃるくらいですので、お酒を飲んだらさらに心臓を負担をかけてしまう恐れがあります。

これを踏まえて考えるとミノタブで副作用が出てしまってる方はさらに注意が必要ということがいえるのではないでしょうか。

そしてミノタブもプロペシア同様に肝臓に負担がかかります。

沢山お酒を飲んで帰ってきて、その後ミノタブを服用したら…肝機能障害を起こしてしまうかもしれません。

※お酒との併用にも注意が必要ですが、単体での服用でも副作用が出やすくリスクがある治療薬ですので、AGA初心者の人は特に専門医の指示に従って服用してください。

アルコールがミノタブの発毛・育毛効果を無くす？

お酒は肝機能に問題を起こすだけでなく【ミノタブの効果】もチャラにしてしまう可能性もあります。

アルコールは分解される過程で【シスチン】という成分を消費してます。

このシスチンという成分は髪を生成うえで重要になってくる成分。

そんな重要な成分がアルコールのせいで大量に消費されてしまったら…せっかくミノタブで太くて逞しい毛を発毛させようと思っているのに…何の為にAGA治療してるんだと本末転倒ですよね。

健康だけでなく発毛もチャラになってしまうかもしれないのです。

AGA治療でミノタブを服用中だからといって絶対にお酒を飲んでいけないというわけではない

AGA治療としてミノタブを服用中の人は多くいらっしゃると思います。

｢ミノタブで治療中は絶対お酒は飲んじゃだめなの？？｣

いえいえ、そんなことはありません。

あくまでお酒との併用はダメ（アルコールを摂取した後に服用したり、ミノタブを服用してからお酒を飲む）ということです。

対処法として【お酒を飲んで10時間以上経過してからミノタブを服用する】ということが一般的に言われています。

アルコール成分が代謝されしっかり身体から抜けきってから服用するということですね。

休肝日を設けることができず、毎日夜にお酒の付き合いがあるという方などは、朝に服用するという習慣にすれば10時間以上間隔をあけるという問題はクリアできるのではないでしょうか。

但しお昼から飲むという方は当たり前のことですが10時間以上空けることは難しいので、朝に服用するのはダメですよ。

最後に

おさらいですがAGA治療薬とお酒の併用（お酒を飲んだ後に服用したり、服用してからお酒を飲んだり）は…

プロペシア（フィナステリド）は一応大丈夫とされている（多量飲酒の場合はNG）

ミノキシジルはNG

と一般的に言われています。

一般的にはこのように言われていますが、AGA治療薬の効果、副作用は個人差がありますので、AGA治療が未経験の方は自己判断で行うのではなく、治療薬とお酒の飲み合わせについては必ずAGAクリニックの専門医に相談してください。

プロペシアはOKミノタブも時間も空ければ（10時間以上）とされていますが、個人的にはハゲを本気で改善させたいのであれば禁酒をした方がいいと思っています。

お酒が大好きな人は少量で留めるのは難しく、ハゲを治したいと思っていてもついつい飲みすぎてしまうと思うからです。

｢お酒飲みすぎたら治療薬を飲まなきゃいいんでしょ？｣と思うかもしれませんが、しょっちゅう飲みすぎてしまう方はそれだけ治療薬を服用できない日が増えるということです。

AGA治療薬は毎日服用することによって効果を最大限発揮してくれます

治療薬を毎日服用できなければ本来改善できるはずだった頭髪を手に入れることができないかもしれません。

アルコールそのものも髪に良くありません。

ハゲ改善を優先させるか、それとも美味しいお酒を優先させるか…それは人それぞれですが、薄毛にお悩みの方にはぜひハゲ改善を優先してほしいですね。

そして｢お酒を我慢して真剣にハゲ治療に取り組んで良かった｣と思ってほしいです！