プロペシア飲んでいるしこれでハゲ対策はバッチリでしょ?
今は薄毛だけど、これから髪がモサモサと発毛してきて昔のようなフサフサ頭になれるんでしょ!?
フィナステリドを始めてそろそろ1年過ぎるけどそろそろMハゲ改善されるんだよね?
いいえ、なりません!改善されません(毛が生える人もいますが)
基本的にフィナステリド(プロペシア等)だけじゃ薄毛になる前のフサフサ頭にはなれませんよ!
一緒に発毛させるために治療もしなくちゃだめです!
このようにプロペシアのみで薄毛を改善するものだと勘違いしてる人って意外と多いんじゃないかと最近思うんですよね(特に40代以上のおじさん世代)
薄毛に悩んでいる人をネットで拝見することが多いのですが【ハゲにはプロペシア】としか考えてない人が多いなと…。
アナタの周りにもいませんか?40代以降の中年男性で「プロペシア飲んでるけどハゲが改善されない」って人が。
なので今回は初歩的なことかもしれませんが、薄毛改善にはフィナステリド(プロペシア等)だけでは不十分で攻める治療(ミノキシジル)も必要だということを説明していきたいと思います。
プロペシアは今生えてる毛を守るお薬です
はい、増える人もいます。
何年も継続して使用することによって発毛する人もいます、しかしその効果はとても緩やかで時間をかけてすこしずつ毛が増えていくという感じでしょう。
多くの人はプロペシア(フィナステリド)での発毛では満足しません。
発毛を実感して満足している人もいるから自分もプロペシアだけで発毛させようと頑張っていたけど全然生えてこない…という方もいらっしゃるでしょう。
「なんだよ全然効かねえじゃん」「いつまで経っても薄毛のまんまだよ」
プロペシアは基本的に今生えている毛を守る治療薬です。
薄毛の進行を遅延させてくれるという働きをしっかりとしてくるAGA治療をする上でとても重要なお薬です。
現状維持の人はプロペシアだけでOK
プロペシア(フィナステリド)は今ある毛を守ってくれる役割りを担ってくれます。
ですから今の頭髪状況をキープしたい人はプロペシアのみでOKです!
「発毛させなくてもいいし、今の頭髪をキープできればいい」「将来の薄毛が心配だからハゲ防止目的で服用したい」という方ですね。
もちろん「薄毛だけど、とりあえず現状維持でいいかな」という方もプロペシアだけで大丈夫ですよ。
フィナステリドがなぜ抜け毛防止になるのか?という理由やメカニズムはここではお話しませんが、簡単に説明すると抜け毛抑止、薄毛遅延、現状維持、という効果が期待できる治療薬だと思っていただければ。
毛を増やしたいならミノキシジル
聞いたことくらいありますよね?ミノキシジルです。
ミノキシジルは医学的根拠がある発毛治療薬
未だに「薄毛治療にはプロペシア」という言葉が独り歩きしてるっぽいような気がするのでここで強調しておきたいのですが【髪を増やす薄毛治療】をしたいならミノキシジルとの併用が必要です。
「ちょっと待って、髪を増やすなら育毛剤じゃないの?それが一般的でしょ?」と思ってる方は下記リンクの記事をご覧ください。
プロペシアのみでも生えてくるかもしれません、しかし絶対に生えてくるわけではありません、発毛を期待して何年もムダな時間を過ごしたいですか?
ミノキシジルとプロペシアは効果や目的が違います。
プロペシアは毛を守る事に特化した治療薬であることに対し、ミノキシジルは発毛させることに特化したお薬です。
血管拡張と毛母細胞活性の作用があるとされ、日本で市販されているミノキシジル配合の発毛剤といえばリアップが有名です。
薄毛が気になる箇所に塗布し続けることによって発毛が期待できる薄毛男性から絶大な支持を得ている商品ですね。
リアップは塗布するタイプの発毛剤、そしてミノキシジルにはミノキシジルタブレッドいう服用するタイプのモノがあります。
塗布するタイプは効果はマイルドに感じ、服用するタイプは劇的に改善する可能性があります。
私を含め、多くの薄毛男性のハゲ頭を改善させているのがこの服用タイプのミノキシジルです。
AGA関連のブログで薄毛を短期間(3ヶ月~半年くらい)で大改善しているのは塗布タイプではなく服用タイプが多いですね。
しかし副作用のリスクは塗布するタイプ<服用するタイプですので注意が必要です。
ミノキシジルタブレッドは認可された治療薬ではありませんので市販はされていませんし、皮膚科で処方もしてもらえません。
処方してもらえるのはAGAクリニック(医院によって扱っていない場合もある)です。
個人輸入で入手する方法もありますがAGA初心者の方は副作用が出た場合でもすぐに相談ができるため、AGAクリニックで専門医の下で処方してもらうことを強くおススメします。
副作用の他にも血圧の変化や定期的に行われる血液検査の結果にもよって、減薬や服用中止の支持が専門医からあると思いますので、クリニックでのAGA治療は安心です。
フィナステリドで守ってミノキシジルで攻める
毛を増やしたいならミノキシジルが必要だということはわかってもらえたと思いますが、プロペシア(フィナステリド)と併用してこそ意味があります。
ミノキシジルだけでも頭髪は改善できるかもしれませんが、AGAであれば薄毛は進行していくので進行を遅延させるためにフィナステリドが必要になります。
発毛させたとしても薄毛が進行していけばハゲが改善できたとは言えませんね。
なので根本的な薄毛改善には二つの治療薬の併用が必要なんです。
フィナステリドで既存の毛を守り、ミノキシジルで攻める(発毛させる)ということ。
AGAクリニックでは【発毛目的】の人にはフィナステリドとミノキシジル(服薬タイプ)のセットでの治療を提案されることが多いようですね。
さらに発毛効果を高めるために塗布タイプのミノキシジルや発毛成分を直接頭皮に注入する方法もあります。
もちろん服用タイプのミノキシジルに抵抗があったり副作用が起ってしまった方は塗布タイプのミノキシジルとフィナステリドという組み合わせもありだと思います。
動悸などの生活に支障をきたすくらいの副作用が起ってしまって服用を中止せざるをえない人もいらっしゃるので、その場合は塗るタイプを使用することになると思います。
組み合わせは人それぞれですのでクリニックの専門医としっかり話しあって決めましょう。
ちなみに私はフィナステリドと内服タイプのミノキシジルで薄毛を改善させていますよ。
ここまで読んでいただいた方はフィナステリドだけでは発毛目的の治療には不十分ということがわかっていただけましたよね。
発毛させたい方はミノキシジルも併用しなくちゃダメなんです。
服用したり塗布したりとAGA治療は何かと面倒くさいですが、薄毛になる前の状態に戻りたいのであれば根気よく頑張りましょう。
薄毛改善は一日にしてならず
「ところで治療薬はずっと続けなくちゃダメなの?」「副作用が起りやすいミノキシジルの内服薬はずっと飲み続けなくちゃダメなの?」とお思いの方は下のリンクの記事に私の考えを書いてますので良かったらご覧ください。
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