女性の薄毛の悩みは男性よりも深刻でしょう。
男性なら開きなおって自分のハゲをネタにできる人もいるでしょうが、女性の場合はそうもいきません。
誰にも相談できずにお1人で思い悩んでいる方も大勢いらっしゃると思います。
髪は女の命…男性の場合は命までとは言いませんよね、それくらい女性にとって髪が大切な存在。
もちろん男性の薄毛も相当な悩みですよ!?私自身がハゲで悩み続けていますし!
でも絶対に女性の方が辛いです。
当ブログでは薄毛男性に向けて記事を書いていますが、今回は薄毛に悩んでる女性に向けた記事を書いてみようと思います。
テーマは女性の薄毛の原因と対策です。
女性の薄毛の原因と対策
男性と違い女性のハゲの原因は複雑です。
男性の場合はほとんどの場合がAGAが原因で遺伝の影響が強いといわれていますが、女性の場合は複数の原因が考えられます。
牽引性脱毛症
ポニーテールや三つ編みなどの髪型を好んでする方に多いのが牽引性脱毛症という「髪の毛が引っ張られる」ことによって起る脱毛症。
髪の毛が引っ張られている状態が続くと頭皮がダメージを受け血行が悪くなり、結び目などが薄くなってしまいます。
様々なヘアスタイルを楽しむ時期の特に若い年代の方に多いのが、この牽引性脱毛症です。
牽引性脱毛症の対策
ずっと引っ張られることが原因ですから、対策としてはポニーテールなどの髪型をやめるのが1番手っ取り早い解決策です。
牽引性脱毛症によって脱毛した箇所は頭皮に負担がかからなくなれば改善します。
どうしてもポニーテールなどをしたい人は、毎日したり長い時間同じ髪型にするのを避ければ頭皮への負担は軽減されますので脱毛症の予防になるでしょう。
しかし脱毛症が発症した場合は潔く結ぶのを辞めたり、ショートカットにしてしまうのが1番の対策だと思います。
出産後の脱毛
出産後に薄毛になってしまう症状のことを分娩後脱毛症といいます。
原因は出産後「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンが減少してしまうから。
この2つのホルモンが減ってしまうと男性のように毛が抜けやすくなってしまうのです。
出産という大仕事を終えた後に薄毛になってしまうなんて… 。
分娩後脱毛症の対策
分娩後脱毛症による抜け毛は2~3ヶ月ほどでピークを迎え、薄毛は半年~1年ほどで改善するようです。
「改善するまでは薄毛のままでいなくちゃダメなの?」「その間の薄毛対策は?」と思う人もいますよね?いや、そう思う人がほとんどだと思います。
対策としては目的によって違うと思いますが、隠すという事が目的であれば帽子やウィッグなどの対策でいいかもしれません。
出産前のヘアスタイルではボリュームが減ってみえるので、思い切ってヘアスタイルを変えてみるも手です(美容師さんにボリュームアップして見える髪型を提案してもらう)
薄毛を根本から改善させたいのであればAGAクリニックの専門医に相談するのが1番安心できる対策でしょう。
脂漏性脱毛症
「なんだか頭皮が脂っぽい…」「っていうか皮脂が頭皮にこびりついてるんだけど…」「抜け毛が増えてきたけどどうして?」
そんな頭皮状況の人は脂漏性脱毛症という病気かもしれません。
この脂漏性脱毛症が原因で薄毛になってしまう女性もいらっしゃいます。
脂漏性脱毛症の対策などは↓の記事に書いていますのでよかったらご覧になってください。
FAGA( 女性男性型脱毛症)
近年増えているのが女性男性型脱毛症、通称FAGAです。
男性の場合はAGA(男性型脱毛症)で女性の場合はFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。
過去の記事↓でも触れていますが、男性と同じく遺伝の影響があったり、更年期の閉経、過度なダイエット、仕事のストレスだったりと色々な原因によって発症する脱毛症です。
幅広い年齢でFAGAは発症し、女性の薄毛の原因の半分くらいはFAGA( 女性男性型脱毛症 )によるものだと言われていたりもします。
毛は結んでいないし、出産後でもないし、脂漏性脱毛症でもないし…なんで抜け毛が多いんだろう?と思ってる方や、「あれれ…なんだか最近髪型がキマらないぞ?」「なんとなく頭皮が目立ってきたような…?」「髪を洗った後に排水溝をみると毛が沢山ある」「毛が細くなってきた」等の症状や心配があれば、FAGAが発症しているかもしれません。
女性ホルモンが減ってしまうと、男性ホルモンであるテストステロンが優位に立ちます、すると男性のように抜け毛が増えて薄毛が進行してしまうというメカニズム。
基本的に女性の薄毛は男性と違い、てっぺんや生え際の一箇所集中的に薄くなることはなく全体的にボリュームが減っていくのが特徴です。
FAGAの対策
FAGAは男性のAGAと治療法が異なります。
名前は似ていますが男性には男性の治療法、女性には女性の治療法があります。
薄毛治療薬で有名なフィナステリド(プロペシアなど)は男子胎児の生殖器の発育に影響を与えてしまう可能性があるため禁忌とされています(デュタステリドも同様)
※女性はフィナステリドやデュタステリドは使用できません※
女性の薄毛(FAGA)に現在もっとも有効とされているのが“女性用の塗りミノキシジル”
日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインでA判定(女性も)です。
ミノキシジル以外はCやD判定ばかりで女性で唯一推奨されているのがミノキシジルなのです。
そのミノキシジルが配合されていて有名なのがドラッグストアなどで販売されているリアップリジェンヌですね。
注意してほしいのが育毛剤にはミノキシジルは配合されていません、FAGAでお悩みの方に必要なのはミノキシジル配合の発毛剤です。
しかしミノキシジルはあくまでも発毛させるだけのものです。
発毛させても抜け毛が減らなければ根本的な解決にはなりません。
FAGAはまだ全てが解明させているわけではないので、完全な解決方法はまだ見つかっていないのですが、まずは原因となっているストレスなどを軽減させることが大切なのではと私は思っています。
お仕事をなさっている方はストレスを軽減させることはなかなか難しいことかもしれませんが、薄毛を改善させる為の努力は必要です。
睡眠不足や不規則な生活が原因で自律神経が乱れ、それがストレスの原因にもなりますので、まずはそういうところから見直すのもいいかもしれませんね。
なるべくストレスが溜まらないような生活を心がけることと、発毛剤を使用して発毛を促せば薄毛改善は近づくと思います。
もし1人でFAGA改善を目指すのが不安ならAGAクリニックで専門医のもとで治療を開始するのも良いと思います。
薄毛に悩みは女性もAGAクリニックへ
男性であれば「ハゲてね?」みたい感じ友人に言われて気付くこともありますが、女性の薄毛はよりデリケートな為、他人から指摘されることが少ないので気付きにくいと思います。
そして自分で気付いたとしてもどうしていいかわからずにネットで情報を集めたり、質問サイトで助言を仰いでいるのではないかと。
しかし女性の薄毛に関する情報は男性の薄毛よりだいぶ少ないのが現状です。
この育毛剤がいい!とかこのサプリが良い!というような情報があったりもしますが、それが根本的な改善に繋がるのかは謎です。
しっかりとした知識を得たり、医学的に根拠がある治療を求めるならやはりAGAクリニックに行くのが私は1番確実な解決方法だと思います。
最近では女性も薄毛の悩みでAGAクリニックに通う人が増えていると聞きます。
女性の薄毛も病院へが当たり前の時代なのかもしれませんね。
女性専門のAGAクリニックもありますので、薄毛にお悩みの方はまずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
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